災害廃棄物広域処理についての調査

2012/04/09

平成24年4月4日(水)~6日(金)         岩手県釜石市及び大船渡市に於いて
飛田常年
最初に釜石市の災害がれきの積み上げ場を視察しました。
飛田常年 飛田常年
釜石東中学校は廃校になり少し上陸部にて再開をしていました。むなしく転がっていたトロンボーン。
飛田常年
災害瓦礫の仕分け場所の視察、島倉議員と
飛田常年 飛田常年
がれきの多さが目につき、中間瓦礫置場がいくつも建設されていました。
飛田常年
ガイガーカウンターで計測した結果、0.06μシーベルトから0.09μシーベルトの範囲で東京より低い値でした。
飛田常年 飛田常年
大船渡市を視察調査しました。復興は進んでいるとは言えません。地盤沈下で手付ずのところやがれきは片付いているもののどうしていくのか迷っているようにも見えました。今回の調査でがれきの多さに改めて驚きました。これは全国で助けていかなくてはならない、がれきの処理をしなくては東北の復興、日本の復興はないと思いました。しかしながら、我々の立場は県民に安心安全の立場でがれきを受け入れなくてはなりません。何でもかんでも受け入れるわけにはいきません。
メールや電話で沢山のご批判や意見をいただきました。決して私も安易に受け入れは反対です。しかしながら、できれば国民全体で助けあっていかなければなりません。明日は我が身であります。本日、地域振興環境委員会が開催されました。閉会中の調査ということで、私は大村知事が発表した6億円の専決処分の説明を質しました。まずは県民の安全を確保することが第1義で県の受け入れの安全な放射線量の基準を示すことが先決です。そのうえで各自治体に判断をしてもらうべきと考えます。専決処分の6億円はがれき置場・焼却炉・最終処分場を建設することが前提で納得ができませんでしたが、我々自民党は知事に情報の開示と知事自らの地元住民への説明を求めました。

One thought on “災害廃棄物広域処理についての調査

  1. 何度も見る風景ですが、何度見ても現実とは思えません。前向きに出来る事での支援とともに何をこれで学ぶか…
    愛知県ではいま、瓦礫処理の件で色々動きもありますが、本当にすべきこととしてはいけないことを、議員の方には万年の視点で取り組んで欲しいです。

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