2月定例愛知県議会 私の一般質問

2021/03/28

令和3年3月3日(水)  議事堂本会議場に於いて
1.本県の水産業の振興について
2.本県の水産業を担う人材の育成について
3.中部国際空港二本目滑走路の早期実現に向けた取り組みについて
4. フィルムコミッションを活用した観光振興について
以上の4項目について質問しました。

フィルムコミッションを活用した観光振興に、どのように取り組んでいくのかとの質問については映画「ゾッキ」は、竹中直人氏、山田孝之氏、齊藤工氏という、著名な人気俳優が監督として制作した注目の作品であることから、3人の監督の発信力を活かすことができる、映画と連携した観光プロモーションについても、検討してまいりたいと考えております。
また、蒲郡市が行った、映画「ゾッキ」のロケの支援は、地域の多くの方々が参加することにより地域の活性化につながった、今後のフィルムコミッションの活動の参考となる、先導的な事例であることから、広く県内の関係者との情報共有を図ってまいります。
今後とも、県内各地のフィルムコミッションはもとより、地元の市町村、観光協会等とも連携して、ロケの誘致に取り組むとともに、ロケ地を活用して観光誘客の拡大を図ることにより、本県の観光振興を推進してまいります。と答弁がありました。

知事からは
水産業の振興及び中部国際空港二本目滑走路の早期実現に向けた取り組みの2点について、私からもお答えします。
まず、水産業の振興につきましては、県として、今まで以上にしっかりと水産業を支援するとともに、国との連携にも、より一層取り組んでいく必要があると考えております。
このため、国土交通省に対して、国と県が連携した水産振興施策として、ダムや河川に堆積した砂を漁場の造成に活用できるよう強く働きかけてまいりました。
昨年10月には、私が赤羽国土交通大臣にお会いし、協力を要請した結果、矢作川の砂に加え、来年度からは、矢作ダムに堆積している砂も、干潟・浅場造成に活用できることとなりました。
今後も関係機関が一丸となって、こうした省庁連携による水産振興の取組を着実に進めることで、漁業者の皆様が将来に明るい希望を持っていただけるよう、取り組んでまいります。
次に、中部国際空港二本目滑走路の早期実現は、人の往来が戻るアフターコロナの世界に備えた必要不可欠な施策であり、未来への希望の旗であります。
この度、空港沖埋立事業について、漁業者の皆様に大変難しい判断をいただき、心から感謝を申し上げます。
漁業者の皆様の思いをしっかりと受け止め、造成される土地については、将来的に二本目滑走路の用地として活用するという地域の思いを改めて申し上げ、その早期実現に向け、私が先頭に立って全力で取り組んでまいります。と答弁がありました。


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