6月議会に於いて以下の一般質問をしました
1 蒲郡市の農業振興施策について
(1) もぐらの窓口について
あまり活用されていない理由として農業従事者の高齢化や後継者不足があげられる。現在登録されている農地は耕作に適していない農地が多いように思われるが、農業者にとって農地はかけがえのない財産であり、農業経営基盤を強化するためには必要な事業である。
(2) 新たな農業の担い手について
農地流動化・遊休農地対策事業として新規就農者へ奨学金の支給や研修を実施している。市民農園は需要が多く、農地を持っている方も市民農園が開設できるので開園奨励補助金を予算化していく。
(3) 遊休農地の解消について
ここ数年、毎年1haずつ遊休農地が増えている。農地法の改正もあり、JAは農業経営の規模拡大や農家の集団化を促進するため農地を買い入れまたは借り入れし、担い手農家に再配分する農地保有合理化事業の実施について県の承認を受けているので、実績をあげたい。またもぐらの窓口もこの事業に入れ込んでいきたい。
(4) 補助事業施策について
平成21年度の予算に柑橘マルチ栽培推進事業と樹園地改良支援対策事業は、すでに予算を超える状況にあり、今後両事業とも果樹園経営の安定的な発展が図れることから補正予算で対応していく。
2 蒲郡市の安心安全対策について
(1) 市内の街路灯・防犯等の設置状況について
道路照明灯のLED照明灯は非常に高価で安価になれば切り替えていく。防犯灯についてはLEDの寿命と電気交換費用を計算すると10年を基準に概ね同額になるので、環境に配慮したLED防犯灯に切り替えていく。
(2) 市内の道路のカラー舗装状況について
本年度は西迫町荒子地内の急カーブ部分のグリーン舗装と形原西浦線と東中畑・田土山1号線が交わる交差点の赤色舗装を予定している。平成22年度には国道247号の形原南新田の交差点と県道東幡豆蒲郡線の下市交差点を実施する。
(3) 市内の危険交差点の信号機の設置について
以前は大塚町十能及び竹谷町蟹洗い交差点の事故が多く危険な交差点であったが、現在は3月31日に供用開始した形原西浦線と東中畑・田土山1号線が交わる交差点が、事故の多い最も危険な交差点で2ヶ月間で9件の事故が発生しており、早急に定周期信号機の設置を検討する。
形原西浦線と東中畑・田土山1号線が交わる交差点